数学者の本

 404 Blog Not Found:書評 - いいたかないけど数学者なのだにて飯高先生の本が紹介されています。私は大学の専攻は数学科で、飯高先生の授業を受けました。書店でこの本を見かけて「飯高先生がまた本を出したんだぁ」と思っていたところだったので、何ともタイムリーな出会いです。

 飯高先生には数学をパソコンでRUNしよう (岩波ジュニア新書 123)という古い本があり、昔これを読んで、飯高研究室に行こうかと思ったことを思い出します。結局はより純粋数学の中島研究室にしたのですが。

 色々な本を読んで、ちょっと変わった数学者が良く出てきますが、このときの数学者のイメージとして私は飯高先生がまず思い浮かびます。よれよれのスーツ姿で授業をしているその後ろ姿に「たまごっち」をぶら下げていたのが非常に印象的でした。

 数学者の本で好きなのは、藤原正彦さんの本ですね。特に「若き数学者のアメリカ」と「遥かなるケンブリッジ」はオススメです。話題の「国家の品格」はまだ読んでません。

若き数学者のアメリカ (新潮文庫)

若き数学者のアメリカ (新潮文庫)

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)


数学者の休憩時間 (新潮文庫)

数学者の休憩時間 (新潮文庫)

父の威厳 数学者の意地 (新潮文庫)

父の威厳 数学者の意地 (新潮文庫)


心は孤独な数学者 (新潮文庫)

心は孤独な数学者 (新潮文庫)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

 数学者を題材にした本としては、藤原正彦さんを取材したという小川洋子さんの本もオススメです。映画もよかったですね。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 あとは森博嗣さんの天王寺博士もオススメです。

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

 映画なら以下は文句無く名作でしょう。
 

グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~ [DVD]

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