ArrowVisionがVersion3.1にバージョンアップ!

 テキストログを可視化してシーケンス図にしてくれるArrowVisionがVersion3.1にバージョンアップされました。新機能が追加され、見易さ、操作性が改善されています。開発チームの皆さん、GJ!

 ArrowVisionの最新版は以下からダウンロードできます。

 http://www.smg.co.jp/service/products/arrow_vision/index.html


 ファイル形式はそのままなので、これまでにS2Javelinで取得したログをそのまま表示することができます。

 という訳で、かなり昔に取得したs2buri-exampleのログを表示してみました。


 以降、新機能について簡単に紹介します。

タイムスケール

 シーケンス図にタイムスケールが表示されるようになりました(図中左)。


 等間隔モードにするとシーケンシャルな番号になります(図中左)。

メッセージ一覧、アクション一覧のソート機能&メソッドの実行時間(duration)表示

 メッセージ一覧などのテーブルにソート機能がつきました。さらに待望のメソッドの実行時間(duration)が表示されるようになり、この実行時間でソートすることで処理に時間がかかっているメソッドを簡単に見つけられるようになりました。

 メッセージ一覧と実行時間(duration)の表示はこちら。


 実行時間(duration)順にソートした結果がこちら。行を選択していくと、該当するシーケンス部分にジャンプしてくれます。

スコープ設定

 これまでスコープ設定時に指定範囲が分かりにくかったのですが、今回のバージョンアップで非常に分かり易くなっています。

 スコープ設定をクリックして、範囲指定をしているところはこちら。


 問題箇所を見つけるには、以下の手順になります。

  1. メッセージ一覧テーブルで実行時間(duration)が長い行を選択する。
  2. その前後をスコープ設定で範囲を指定する(上図)。
  3. 等間隔モードをクリックする(下図1)。
  4. 倍率を操作して見やすくする(下図2)。

 スコープ設定後、等間隔モードにしたのがこちら。


 倍率を1000%にした状態がこちら。


 ぜひ、一度ダウンロードして、実際に触って見てください!