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続・要求を階層化して粒度を揃える分割手法(<グループ>分割)

先に紹介した要求を仕様化する技術・表現する技術 - 入門+実践 仕様が書けていますか?にて、<グループ>を使った要求の分割について説明されています。これは要求を分割する際に階層が深くなることを防ぐための手法となります。要求から仕様を導出するためには、要求の範囲を狭めることが重要です。要求の範囲を狭めるためには階層化を行うことによりその粒度を細かくして行きますが、下位層の要求が増えてくると、要求そのものが発散してしまい、要求の漏れに気づき難くなってしまいます。そこで要求を<グループ>によって分割し、階層を深くせずに整理することで、範囲を狭めることが可能となり、仕様を導出しやすくなります。

また、この<グループ>による分割は仕様を抽出するためにも使うことができます。特に例えば、以下のように<グループ>のセットをテンプレートとすることで、仕様の抽出を漏れなく行うことができます。

  • <前提条件>
  • <データの制限>
  • <計算方法>
  • <表示方法>
  • <繰り返し条件>
  • <エラー処理>
要求を仕様化する技術・表現する技術