IPO(Input Process Output)の発展系IRPSO(Input Reference Process Store Output)を紹介して頂きました。

どうやって糸口を見つけるか? - 神崎コンサルノートにて、IRPSO(Input Reference Process Store Output)を紹介して頂きました。id:good_wayさん、ありがとうございます。

IPOを書く時に悩むこと

IPO(Input Process Output)は考えた方は非常にシンプルで、書き方にも自由度があるため、逆にどのように書けば良いか悩むことがよくあります。
例えば以下の様な点です。

  • Inputと合わせてProcess内で参照するデータが曖昧になる
  • Process内で行うDB処理とOutputで返す内容を混同する

特にシーケンス図を書いて、内容をIPOで説明しているような場合に、参照するデータが明確にならなかったり、DB処理をしたことでOutputが明確にならないなどを見かけます。

そこでIRPSOで書いてみる

IRPSO(Input Reference Process Store Output)は良い意味でIPOの自由度を狭めます。ReferenceとStoreを明示的に書くようにすることで、余計な迷いを排除することを試みます。また先に紹介した、同期/非同期、排他、例外を合わせて書くことで仕様を詳細化することができます。

時間ができたら、具体例を紹介したいと思います。