IPO(Input Process Output) / IRPSO(Input Reference Process Store Output)を再考する(「I」について)

 IPO(Input Process Output) / IRPSO(Input Reference Process Store Output)について、頭の中でもやもやと考えていることを整理してみようと思います。まずは「I」について。

Input

 IPOの「I」は「Input」のこと。Inputとは入力データである。Inputとは、システムをブラックボックスとして考えた時、システムに何か処理(Process)をさせたいので、そのためにシステムに渡す入力データを意味する。ここでもう少し考えると、システムにこの入力データを渡すActorと、入力データを渡す先(システム境界)となるInterfaceが存在する。

Actor

 Actorはユースケース図に登場するActorと同じものになる。人(役割)であり、外部システム、装置などである。

Interface

 Interfaceは具体的に考えると以下の様なものがある。

  • ユーザインタフェース
    • 画面
  • Webインタフェース
    • Webサービス
    • SOAP
    • REST
  • ネットワークインタフェース
  • CLIインタフェース

つまり

 IPO / IRPSOの「I」、Inputを考える場合、合わせてActortとInterfaceを考えることが、後の分析/検証に重要になると考えます。Inputの属性として、ActorタグとInterfaceタグがあるイメージ。「I」には「AI」を。なーんて。