アマゾンクラウド(AWS)の無料ティアを試す。

 Amazon Web Services ブログ: 無料のクラウドリソース登場: アマゾンクラウド(AWS)が無料ティア(無料使用枠)を発表

 早速使ってみました。新規にアカウントを作成し、Amazon EC2のマイクロインスタンスの起動まで出来ました!

 この無料ティアでできることについて、以下のような説明があります。

・ 750時間分の仮想サーバ(Amazon EC2 マイクロインスタンス、かつLinuxベース(注1)) - つまり一ヶ月間連続運用していても問題ない時間ということです
・ 10 GB/月の仮想外部ディスク(Elastic Block Storage)、1 GBのスナップショットストレージ(EBSのバックアップ)、100万回のI/Oリクエスト
・ 750時間のロードバランサ(Elastic Load Balancer)、15 GBのデータ転送量
・ 5 GB/月の仮想ストレージ(Amazon S3)と、2 万回のGETリクエスト、2 万回のPUTリクエスト
・ 15 GBのインターネットデータ送信、15 GBのインターネットデータ受信
・ 10 万回のAmazon SQSリクエスト
・ 10 万回のAmazon SNSリクエストと、10 万回のHTTPメッセージと1000回のemailメッセージ
・ 25時間のAmazon SimpleDBのマシン容量と、1 GBのストレージ

Amazon Web Services ブログ: 無料のクラウドリソース登場: アマゾンクラウド(AWS)が無料ティア(無料使用枠)を発表

 一番最初の「750時間分の仮想サーバ 〜 つまり一ヶ月分連続運用しても問題ない」という文章を読んで、勝手にマイクロインスタンスは1つしか無料ではないと思い込んでいました。
 なので、3番目の「750時間のロードバランサ〜」というのは使ってみたいけど、やろうとしたら(2つ目のマイクロインスタンスが必要なので)料金が発生するのかな?などと思っていたのですが、理解違いでした。

 Amazon EC2のマイクロインスタンスは月750時間分が無料なのであり、インスタンス数に制約はない。2つのマイクロインスタンスを起動したら、消費時間が2倍になるだけで、750時間分までは無料ということです!
 なので、複数のマイクロインスタンスを起動して、ロードバランサ(ELB)を試してみることも時間内であれば無料ということです!う〜む。素晴らしい時代です。Amazonに多謝。

 今回、不明点について@KenTamagawaさんに親切に回答を頂きました。ありがとうございます。AWSに関するまとめ情報としてはAmazon EC2/S3を使ってみた - まとめ (Amazon Web Services関連エントリ目次) - 元RX-7乗りの適当な日々が非常に充実しており、参考にしました。

 この後ですが、Amazon Linux AMIを使って(今ここ)、MySQLをインストールし、HandlerSocketをセットアップして、HandlerSocketのNode.jsクライアント node-handlersocketを試す所まで行きたいのですが、果たして辿りつけるかな?(遠い目)