「数学文章作法」と「明文術」

結城さんの「数学文章作法」を読んだ。 

 
数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

 
この本自体が本の中で説明している作法を実践していて、素晴らしかった。目次や索引、章構成、各章や節の書き出しなど、本を読み終わった後にこの本を様々な角度から見直すと、とても勉強になり面白い。
 
この本を読んだ後に、以前に読んだ「明文術」を読み直した。
 

明文術 伝わる日本語の書きかた

明文術 伝わる日本語の書きかた

この本は、XDDP/USDMの清水さんのセミナーで要求仕様を書く上で曖昧な日本語を書かないようにするための参考書として紹介されて読んだ本。
 
読み直してみて、この2つの本は一緒に読むと、相乗効果があって良いと感じた。
 
重要なことは両方に書いてあるので理解が深まるし、さらに、それぞれ固有の内容が幅を広げてくれる。
 
「明文術」なら【重点先行】とか、【結起承承・・・結】などがそれにあたる。
 
これからは、日本語の文章作成術にはこの2冊をオススメしようと思う。