NetBeans6.5 & S2Swing の組み合わせが良い感じ。

 カンファレンスの資料を見て期待していたS2Swingが遂に公開されました!

 時を同じくしてNetBeans6.5もリリースされたので、どちらもダウンロードして試してみています。
 どちらもSwing Application FrameworkとBeans Bindingをサポートしており、どのような役割分担で使えばよいのか迷いましたが、この数時間で自分なりの使い分けが見えてきました。

  • NetBeans6.5 : GUIビルダに専念。
  • S2Swing : それ以外(^^;

 リソースインジェクションやアクション、バインディングなどNetBeans側でもできるのですが、どうもGUIビルダで勝手にやられると気持ち悪い。しかも、動作が怪しく感じられる時があるし。。。(使い方が悪い可能性が高いですが)

 S2Swingだと、記述量も少ないし、「自分でハンドリングできる感」が心地よいです。
 この組み合わせのポイントはNetBeansでは単純なJavaApplicationでプロジェクトを作り、JFrameフォームで画面を作ること。JFrameはS2Frameに変更して、後はNetBeansが生成したソース箇所は一切変更せずに、追加だけを行います。
 #この方法だとFrameが壊れないため、GUIビルダでのデザインが継続して可能です。

 また、@ActionTargetアノテーションコンポーネントに定義できないので、initializeメソッド内でActionMapを取得してコンポーネントに直接Actionをセットします。

 今の所、S2Swing チュートリアルのバインディングまでは順調に確認できています。

 それにしても S2Swing は最初からドキュメントが充実していて素晴らしいですね。今後も期待しています!