IPO(Input Process Output) / IRPSO(Input Reference Process Store Output)を再考する(「O」について)

 次は「O」について。

Output

 IPOの「O」は「Output」のこと。Outputとは出力データである。システムはInputに対する処理(Process)の結果としてOutputを返す。Outputは処理の結果によって内容決まる。正常パターン、代替パターンに対するOutputを考える必要がある。少し横道だが、イベントドリブンのアーキテクチャを考えた場合、正常パターン、代替パターンの種別はOutputの属性の1つで表現し、Outputのデータ型は1つとなるようにすることでシンプルな仕組みにすることができる。

 Inputと同様に、Outputを返す先となるInterface(システム境界)と、その先の相手であるActorが存在する。